こんな方におすすめ
- ラカントSってどんなもの?
- 羅漢果とエリスリトールについて細かく教えて
- ラカントSってお腹痛くなるの?
- ラカントSを使うことのメリット
- 摂取の注意
- ラカントSを使った個人的な感想
ラカントSという天然甘味料はカロリーゼロであるため、ダイエット中に取り入れている方もいるかと思います。
甘味料やカロリーゼロと聞くと、安全か身体に優しいかなど不安に感じる方もいますよね。
こちらの記事では、ラカントSがどういったもので、安心して摂取できるものなのか、メリットデメリットなどについてもお話しましょう。
もくじはココ(好きなところにjumpできます)
ダイエットの味方?ラカントSとは?



ダイエット中となれば、甘いものを食べてしまうと太ってしまったりリバウンドしてしまったりなど、デメリットに感じることもあるため控えている方もいるでしょう。
しかし、砂糖などの代わりになるものがあれば、できるだけストレスを軽減しつつダイエットを進めることができるかもしれません。
そこでご紹介したいのがラカントSです。
ラカントSとは?
ラカントSとは、SARAYAから発売されている商品のことで、自然派調味料として近年ダイエッターや療養中の方など、幅広い層から人気を集めています。
ラカントSはどんなものからできているのかというと、「羅漢果(らかんか)」から抽出した純度の高いエキスと、とうもろこしを発酵させることによって取ることができる「エリスリトール」というものです。

羅漢果
羅漢果は中国南部で育っているウリ科のツル植物です。
実の見た目は、梅の実のようにコロコロとしていて緑色。
とても強い甘さと深みのあるコクが特徴です。
栽培のイメージは日本のぶどうのように作られ、その実を収穫します。
古くから「長寿の神果」として言い伝えられ、民間の漢方に使われています。


ちなみに、SARAYAは1993年からずっと羅漢果の栽培についてや管理方法などを研究していたといいます。
エリスリトール
エリスリトール自体はとうもろこしだけでなく、ぶどうや梨などの果実、清酒などの発酵食品に含まれる糖アルコールのことをいい、ぶどう糖が発酵することによって作られます。
なお、エリスリトールはゼロカロリーです。
また、エリスリトールは小腸で90%吸収され、そのあと血中で代謝されることなく、小腸で吸収されたうちの90%以上は尿から出ていきます。
そのうちの数%は便から排出されたり、大腸で微生物により消化されたり、ごくわずかをエネルギーとして活用することもあるといいます。
ダイエットだけじゃない!ラカントSで得られるメリット
ラカントSについてある程度分かりましたが、先にも少し挙げたようにダイエットをしている以外の多くの方にも選ばれています。
その理由は以下のものです。
血糖値が上昇しない
砂糖などの糖分の場合は食べた後に血糖値を上昇してしまうのに対して、ラカントSは血糖値を上昇させません。
そのため、健康的な食生活を意識している方にもおすすめなのです。
人工的な味がしない
これは人によって異なるかも知れませんが、人工甘味料特有の甘みが苦手な方でも、ラカントSの味は大丈夫ということもあります。
そのため、「カロリーゼロの甘味料を探しているけど、人工的な甘みではないほうがいい」という方にも選ばれています。
安全性が高い
ラカントSは、羅漢果のエキスやとうもろこしから取ったエリスリトールから作られています。
どんなものかが分かっていると、安心して摂り入れるすることができますよね。
ケトジェニックダイエットで糖質制限をしている方や、短期間ダイエットをしている方にもおすすめです。
摂り入れる際の注意点やデメリット
これまでラカントSの良い点を多くお伝えしましたが、ここからは摂り入れる際の注意点やデメリットなども見ていきましょう。
物足りなさを感じることも
ラカントSは優しい甘さの天然甘味料であるため、人によっては「まだ甘さが足らないような気がする」と入れて過ぎてしまうかもしれません。
血糖値を上昇させないとしても、甘味に依存しやすくなってしまう可能性もあるので、入れすぎに注意したいですね。
甘味に依存してしまうと、ラカントにとどまらず血糖値を上げてしまう糖分の過剰摂取に繋がることもあるといいます。
そうなればダイエットを阻害したり、病気などにも繋がったりする可能性もあると覚えておきましょう。
お腹を下してしまう
糖アルコールによっては、お腹を下してしまうようなことがあるものもあります。
先にお伝えしたように、ラカントSに含まれているエリスリトールは摂取した90%が尿から排出されるため、下痢になる可能性は低いとされています。
そのため、もしもラカントSを摂り入れて下痢になったならば過剰であると考えられますが、これは一概にはいえずエリスリトールに対するアレルギー反応である可能性も捨てきれません。
どちらにしても、もしも身体に合わないと感じたら、摂取を辞めましょう。
高値である
これは個人的に感じたことですが、ラカントSは割高な印象です。
ダイエット系のパンケーキ・カップケーキ作りに使用していますが、入れるのを渋りたくなることもあります(笑)
ちなみに、私は800gのタイプを使用しています。
実際にラカントSを使った方の感想
ダイエットや健康的な食生活のために役立てられるラカントS。
ここからは、使用したときの私個人の感想をいくつか挙げていくので、これから購入する方の参考になれば幸いです。
溶けにくい
ラカントSを水分に溶かす際、溶ける量に限りがあるように感じる。
そのため、水分量を増やすか湯煎にかけて溶かさなければならないため、レシピによっては作りにくさを感じる。
焼き菓子が膨らまなかった
焼き菓子を作る際にラカントSを使用したが、ふっくらとしなかった。
調べてみると、砂糖と混ぜて使用するとおいしく仕上がることのこと。
完全に糖分のカットはできなかったものの、カロリーダウンできてよかった。
レンジで作るおからケーキなどに役立てることもあります。
結晶化した
すだちを大量にもらったので、ジャムにしようとラカントSを使用。
完成後はジャム特有のとろみがつかなかった。
どうやら、ラカントSはカラメル化しないそう。
とりあえず出来たジャムを冷蔵庫で保管したら、結晶化してしまった。
「勿体ないから」と、紅茶にジャムを入れてみたら優しい甘さとライムの酸味を楽しめたので結果としてはOK。
このように使い方によってはコツや試行錯誤ではありますが、実験感覚でおいしいものを今後も作っていきたいです。
他のラカントSもダイエットに役立てよう!
今までラカントSと聞くと、顆粒のようなさらさらしたようなもののイメージだったのですが、液状タイプのものもあります。
「ラカントSシロップ」というもので、顆粒のタイプの溶けにくいという欠点をカバーしてくれる商品です。
そのため、冷たい飲み物にもサッと加えることができます。
他にも便利なスティックタイプや、コンセプトショップ限定のおしゃれパッケージのものなどもあります。
自分に合うラカントSをダイエットに役立ててみてくださいね。
なお、ラカントSは世界的表示基準の有効糖質をもとに計算されたロカボ糖質です。
ロカボは、簡単にいうと緩やかな糖質制限のことです。
健康的な食事を心がけたいですが、美味しく楽しいというのも大事なことの1つです。
ちなみにラカントSシロップはロカボの基準値である、1食当たり20~40gの糖質量を満たしていています。
その証として、商品にはロカボのマークが記載されていますよ。
パンケーキにかけるようなシロップの味を求めている場合は、こちらの記事も参考にしてもらえたら幸いです。
砂糖を使うならラカントSで代用してみよう
ラカントSは植物から作られた天然甘味料なので、身体に優しいということが分かりました。
普段、砂糖を使っているものをラカントSで代用してみましょう。
ただし、お値段が割高なので「ちょっともったいない」と感じる方はラカントSと砂糖などの甘味料を混ぜて使うなど、アレンジするのもいいでしょう。