こんな方におすすめ
- ダイエットのやる気がなくなる理由が知りたい!
- 美味しいこと・楽なことを脳が覚えてるって本当?
- やる気を継続する方法は?
- たあやのやる気のスイッチは?
- 目標を掲げるときはどんなことに注意するべき?
ダイエットといっても、1日から1週間ほどの短期で調整のように行うものから、数か月から数年などの中期・長期というのもありますよね。
中長期で行うダイエット中に、「やる気がなくなってしまう…」とダラける毎日が続いてしまう方もいることでしょう。
せっかくここまで頑張ったのですから、最後までやり遂げ、そこからキープをしていきましょう。
そのためにできる、精神の維持と食事についてお話しします。
もくじはココ(好きなところにjumpできます)
ダイエットのやる気がなくなった?どうして?




脳は心地いいものを求めて辛いことを嫌がる
運動してカロリーや糖質のことを考えた食事メニューを摂っているよりも、好きなものを好きな時間に食べ、ゴロゴロとリラックスしている方が心地いいことは脳がよく知っています。

いくら運動が好きだとしても、その2つの快楽が「幸せの時間」と感じているならば、自然とダイエットのやる気はそがれてしまいます。
停滞期を残り越えられない
ダイエットをしていると、停滞期という体重や体脂肪の変動がしにくくなる時期がおとずれることもあります。
停滞期の期間は人によっても違いますが、長い方で1ヶ月ほど続くため、その期間に諦めてしまうパターンもありますよね。
なかなか体重が減らない、体脂肪が下がらないとなればやる気がそがれてしまうのも無理ありません。
そのことによるストレスからドカ食いすることが多くなってしまえば、リバウンドしてしまう恐れもあります。
それがやる気をそいでしまうことも十分に考えられます。
「このままでもいいか」と心のどこかで思っている?
鏡で自分のことを見たときに、「ちょっと太ったからダイエットしよう」と考えたとします。
しかし、ゆったりとした服を着れば体型がカバーされるなど、自分の心の中に言い訳をしているとやる気がなくなってしまうでしょう。
目標を達成できるか分からないから
ダイエットを決意した際に、「絶対に-5㎏頑張る」「モデルの○○が目標」など、数字やなりたいスタイルで目標を立てる方も多いでしょう。
しかし、「本当に達成することができるの?」と考えたとき、目標が果てしなく遠いものだと、ダイエットのやる気がそがれてしまうと考えられます。
立てる目標を無理のない範囲で計画すると、難しくなく達成が可能であると考えらますし、計画通りの結果になると喜びが維持のためのモチベーションになるでしょう。
ダイエットのやる気をなくすのは快楽を知っているから!
ここからは、順番にダイエットのやる気がなくなってしまうと考えられる原因に対してできる対策を見ていきましょう。
脳はダラーンと過ごして、高脂質で高糖質の食べ物を食べると「幸せのひととき」になることを知っています。
そのため、頻繁にトレーニングに励みつつ食事制限を行っていると「あの頃幸せを感じたい」と考え始めてしまうのです。
それはどのような方にでも訪れるものなので、この欲求と上手く付き合いましょう。
デザートは食後2時間空ける
食後に甘いデザートを食べてしまうと血糖値がぐんぐん上昇し、インスリンがたくさん出てしまいます。
そうすると「溜めこみやすい身体」になりやすくなってしまうので、どうしても食べたいのならば食後、時間を空けて食べるといいでしょう。
体内に脂肪を溜めこむ「ビーマルワン」というものは、昼間は少ないといいます。
上記のことを一緒に踏まえて考えると、お昼ごはんから2時間空けたときがいいと考えられます。
食べるものはさつま芋や栗などを
生クリームがのっている洋菓子などよりも、さつま芋や栗のほうが食物繊維やビタミンなどを摂取することができます。
一度にたくさん口の中に放り込んでしまうのではなく、1口ずつゆっくりを素朴な味を楽しみつついただけるといいですね。
他にも、プロテインバーやおからクッキーを上手く活用してみるとよいでしょう。
もしも、コストをできるだけ下げて間食をしたいと考えるならば自作するのもいいです。
停滞期は身体の自然な反応!やる気を継続したい!
次にやる気をそいでしまう原因になっているのが、ダイエットをしている方なら多くの方が経験しているであろう、停滞期です。
実は、この停滞期、人間の身体の自然な反応です。
ホメオスタシスという機能を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、一度おさらいしておきましょう。
ホメオスタシスとは、摂取しているカロリーが少ない期間が長期に渡って継続された際に働く機能で「飢餓状態になってしまう」と、それ以上体重が減少しないように働くものです。
人間に必ずある機能なので、どの方にも停滞期が訪れる可能性は持っています。
ちなみに、そのときの体重の5%減少するとホメオスタシスの機能が働くとされているので、参考にしておくと「全然落ちない!」という事態のときに慌てずに済みます。
「停滞期は誰にでもあるから、ゆっくり乗り越えよう」と、これまでのダイエット方法を見直してみませんか。
食事の内容を見直す
停滞期に入ったら、どのような食事をしていたのかをもう一度確認してみましょう。
あまりに低カロリーすぎたのならば、平均的な食事のカロリーに戻してみるのもよいでしょう。
また、野菜や肉などのバランスがとれているかもチェックし、必要ならばもう少し調整してみるのもよいかもしれません。
運動内容を見直す
「毎日たくさん走っていたのになんで痩せないの?」となれば、やる気がなくなってしまう方もいるかもしれません。
そんなときは、運動のメニューを変えて気分転換をしてみませんか。
ヨガや水泳・筋トレなど、いろいろことに挑戦できるチャンスにもなりますね。
他にも1日好きなものを食べる「チートデイ」を設けるなどがありますが、私としてあまりおすすめはできません。
理由としては、先に挙げた「脳は心地いいものを求めて快楽を嫌がる」というものと関係しています。
チートデイの次の日からは、またダイエットを意識した食事に戻ってしまうので、天国から地獄に落ちたような気持ちになってしまいかねないからです。
ただ、これは私の個人的な考えなので、「チートデイを設けたほうがやる気になる!」というのであれば、取り入れるべきです。
「このままでいいか…」そう思ったらやる気になった日を思い出す!
ダイエットは自分の生活スタイルを大きく変化させる必要があるので、踏み切るまでに勇気が必要です。
「ダイエットをする」という決意を固めるためには、ダイエットを決意した日を思い出してみるとやる気が復活するかもしれません。
ここでは、私を例にしてみましょう。
ダイエットのきっかけになったのは元友人(今は関係がありません)からの言葉でした。
当時の私は、ラインのトップ画像がたまたま過去に一番痩せていた頃の写真にしていました。
当時のダイエット方法は、食べない・薬に頼るなどの不健康なものだったのですが、写真は親友とシンガポール旅行に行ったときの大切なものだったのです。
ひょろひょろに痩せている自分を見てもらいたくて設定していたわけではありません。
それを見た元友人が、一言私に投げかけました。
「画像見たけどさ?たるんでで全然きれいじゃなかった。なんであんな写真をLINEのプロフィール背景にしてるの?」
この一言で、「ダイエットは、とりあえずまぁいいか」の気持ちから「やったるわこのやろう」と切り替えられたのです。
「ダイエットをしないと!」と思わせられた出来事などを鮮明に思い返し、どうなりたかったのかをもう一度考えてみると、やる気が回復するかもしれません。
追記 2020年7月
結果的にダイエットのきっかけになった元友人とは会うことなく終わりました。(笑)
しかし、他の友人にダイエットを成功した姿をお披露目(飲み会)があったのですが、私が痩せたことを何度も褒めてくれました。
「立ってみて!お尻も見たい!」といわれたので、立ち上がってみたのですが「お尻はまだまだだね」との辛口のお言葉。
「やってやんよ精神」で、2020年4月からお尻に全力で力を注ぎ真ん丸にしているので、もう少しの間写真は待っててくれたらうれしい、いや、プリケツになるので写真見てくださいね。
目標は数字やイメージよりも行動を!
「-〇kgになるために毎日○○をする」という目標にしないことも大事です。
これはどういうことかというと、その体重になるために行っているトレーニングメニューや食生活が、目標に適切であるか不明であるためです。
-1kg痩せるためには、7000キロカロリーものカロリー消費が必要だといいますが、7000キロカロリー分運動したとしても、摂取している食べ物によっては必ずしもそうなるとは限りません。
「-5㎏痩せるために35000キロカロリーも運動したのになんで痩せないの?」というようなことになれば、やる気の喪失につながりかねないです。
摂取カロリーについても同じことがいえて、7000キロカロリー分食べないで過ごしていたとしても必ずしもその体重になるとは限りません。
そこで、どんな運動や食生活をするのかを目標にするのはいかがでしょうか?
例えば、1年間腹筋を100回・体幹トレーニングを20分・晴れた日はウォーキング30分するなどです。
目指すものを体重やなりたいスタイルにするよりも、行動ができているかに焦点を向けることができるので、自信を失ってしまう心配も低くなります。
ダイエットのやる気を喪失してしまう前に、ぜひ、行う内容を目標にしてみてください。



やる気を取り戻してダイエットを継続しよう
こちらのブログでは、ダイエット中のやる気が失われたときに、それを改善する方法を4つご紹介しました。
停滞期が来てしまったら、焦らずに「ホメオスタシスの機能だな」と今までのダイエット方法を見直す時間にあててみるのもよいでしょう。
私のように、ダイエットをしようと決意した日を鮮明に思い返して、「やってやんよ精神」を沸き起こすのも1つの方法です。